カラダコスパタグくん
ガイド

「通い放題」でも上限はあります — 1日の回数・時間帯・対象プログラム・店舗の範囲

カラダコスパ編集部 · 2026/10/13 公開

通い放題に付く上限は、1日の回数と時間・使える時間帯・対象のプログラム・使える店舗・予約の要否の5つに分けて読めます。月額を並べる前に、自分の通い方と重ねて確かめる順番をまとめました。

「通い放題」と書かれたプランでも、何にも上限が無いとは限りません。月に通える回数に上限が無くても、1日に使える回数や時間、使える時間帯、使える設備や店舗に決まりが付いていることがあります。ここでは、2026年10月に当サイトが各社の公式サイトで確かめた案内をもとに、その決まりの読み方を整理します。

結論: 通い放題は「何に上限が付いているか」で読み分けます

ホットヨガスタジオLAVA の料金表は、プランごとに「ご利用可能店舗」「月間受講可能数」「1日の受講回数」を別の行で並べています。「通い放題」と書かれているのは月間受講可能数の行で、同じ通い放題のプランでも、1日の受講回数は1日1回のもの(ライト・フルタイム)と、LAVA で1日2回のもの(プレミアムフリー・フルタイム)に分かれます。つまり、通い放題が示しているのは月の回数で、ほかの条件は別に決まっています。

通い放題は「何に上限が付いていないか」ではなく、「何に上限が付いているか」で読み分けます。 条件は、次の5つに分けられます。

見るところ条件の例自分の側で決めておくこと
1日の回数と1回の時間1日1回まで・1回60分まで1日に行きたい回数と、1回に使いたい時間
使える時間帯平日の17時まで・全日の17時以降行ける曜日と時刻
対象のプログラムジムエリアのみ・系列のスタジオは1日1回使いたい設備やレッスン
使える店舗登録した店舗のみ・全店通いたい店舗
予約の要否完全予約制・予約不要予約を取りながら通えるか

判断の順番は3段です。

  1. 検討しているプランについて、5つの条件を書き出す(料金表の※や注記と、公式FAQの利用や予約のルールまで読む)
  2. 表の右の列に書いた自分の通い方と重ねて、合わない条件が無いかを見る
  3. 条件が合ったプランだけを、同じ施設タイプの中で月額で比べる

1日の回数と1回の時間に上限があるタイプ

通い放題でも、1日に使える回数と時間に上限があれば、1ヶ月に使える量はそこで決まります。公式の案内には次のような形があります。

  • Private Box Fit: 料金ページのライトは「個室ジム通い放題」です。そのうえで公式FAQには「1日1回を上限に60分間のご利用が可能です」とあり、60分は入店から退店までで、シャワーの時間も含みます
  • TOKIEL: パーソナルトレーニングジムの TOKIEL は、通い放題の会員(フリータイム会員・デイタイム会員)をどちらも「30分/日」の枠で案内し、「※定員制限あり」とも添えています(何に定員があるのかは、入会前に確かめてください)
  • DAYS PILATES: 「フル」は、毎日最大2回グループレッスンを受けられるプランです

この上限が通い方に関わるかは、使い方で決まります。着替えやシャワーまで含めて決められた時間に収まり、1日2回行くつもりも無い人なら、1日の上限そのものには当たりません。反対に、朝と夜に分けて通いたい人や、1回に長く時間をかけたい人には、ここが通い方を決める上限になります。

時間帯限定のプランは、自分が行ける時間と重なるかで決まります

使える時間帯を限った通い放題もあります。読むのは、境目の時刻と、どの曜日が入るかの2点です。

プラン使える時間帯曜日
BEAT PILATES デイタイム通い放題朝から17時開始のレッスンまで平日
BEAT PILATES ナイトタイム通い放題17時以降全日
DAYS PILATES フルデイ開店から17時までのレッスンに毎日1回平日(土日祝は利用できません)
TOKIEL デイタイム会員9時〜18時(30分/日)平日

境目の書き方はそろっていません。BEAT PILATES のデイタイムは「17:00開始まで」とレッスンの開始時刻で区切り、TOKIEL のデイタイム会員は時間の幅で示しています。境目ちょうどの時刻に通うつもりなら、開始時刻で数えるのか、終了時刻で数えるのかを入会前に確かめてください。

曜日の入り方も分かれます。BEAT PILATES のデイタイムは平日だけですが、ナイトタイムは全日です。土日の日中に通いたい人には、このどちらも当てはまらず、全日のフルタイムが候補になります。

BEAT PILATES は時間帯を限った2つを「フルタイムより月々を抑えられます」と案内しています。ただし月額の差には、時間帯以外の違いが入ることもあります。DAYS PILATES のフルデイは、1日に受けられる回数もフルの最大2回に対して1回です。

選ぶときは、通う時間帯の記事の手順で書き出した「必ず行ける」枠が、すべてそのプランの時間帯に入るかどうかを見ます。1つでも外れる枠があるなら、そのプランは候補から外し、枠がすべて入るプランの中で比べます。

なお、プランとは別に、施設の決まりで使えない時間が入ることもあります。FITTERIA は年中無休で7時から24時まで営業していますが、スタッフの休憩時間にあたる14時から15時は利用できません。昼に通うつもりなら、プランの時間帯に加えて営業時間の欄の注記まで見て、自分の枠が入るかを確かめます。

対象になるプログラムは、ジムエリアだけとは限りません

使えるプログラムの範囲も、プランごとに違います。ジムエリアだけが対象のプランもあれば、系列の別ブランドのスタジオまで含むプランもあります。

  • 対象がジムエリアだけ: セントラルスポーツの基準店舗(セントラルフィットネスクラブ24 目黒)の「24ジム」は、利用時間が24時間(金曜の9時から22時を除く)です。ただし使えるのはジムエリアだけで、スパ・シャワー・ロッカー・プール・スタジオエリアは使えません
  • 系列のスタジオに1日1回: BurnesStyle の「Break」は、BurnesStyle の全店に月30回まで通えるうえ、系列のホットヨガLAVA かマシンピラティスRintosull のどちらかに1日1回通えるプランです。他ブランドを1日2回以上受けるにはチケットが必要で、Rintosull は一部使えない店舗があります
  • 別ブランドの通い放題が付く: BREST は、姉妹ブランドの URBAN CLASSIC PILATES を追加料金なしで全店通い放題で使えると案内しています。BREST のパーソナルそのものは店舗によってプランが違い、基準店舗の本郷三丁目は月4回・月8回・月12回の回数制、川崎や相模大野などは通い放題(パーソナル フリー)も置いています。料金表を確認できた店舗では、どのプランにも1日1回までと書かれています

ここから読めることは2つです。1つは、24時間使えるプランでも、ほかの設備まで使えるとは限らないことです。シャワーやロッカーが使えるかまで、プランの対象で変わります。もう1つは、プランの本体と、対象が広がった先とで、上限が別々に決まっている点です。Break は本体の BurnesStyle が月30回まで、系列のスタジオが1日1回までです。BREST は本体のパーソナルが1日1回までで、姉妹ブランドの側は「全店通い放題」と案内していますが、1日に何回使えるかは本ページでは確認できていません。広がった先を当てにして選ぶなら、そちらの上限も本体とは別に確かめてください。

使える店舗の範囲と、予約の要否

使える店舗は、登録した店舗だけのプランと全店で使えるプランに分かれていることがあり、店舗によってはそのプラン自体を置いていないこともあります。通いたい店舗にそのプランがあるか、使える範囲に入っているかを確かめてください。

予約は、完全予約制か予約不要かで、通う枠の押さえ方が変わります(見る順番は予約の仕組みの記事)。

条件をそろえてから、同じタイプの中で月額を比べます

ジムの比較表の「24時間ジム」と「総合スポーツクラブ・通い放題」の区画には、通い放題の月額制のプランを並べ、代表プランには通常会員の通い放題を採っています。ただし同じ区画の中でも、5つの条件までそろっているわけではありません。Private Box Fit のように、1日1回・60分までの上限が付き、営業時間も店舗ごとに違う(24時間営業は一部の店舗だけ)プランも、24時間ジムの区画に並んでいます。セントラルスポーツも、表のチェーン名の下に出ているプラン名のとおり、ジムエリアだけが対象の「24ジム」で載せています。表の「設備」の行には、公式サイトで記載を確認できた設備が、プランで使えるかどうかを分けずに並びます。プールやシャワーが出ていても、24ジムで使えるのはジムエリアだけです。

比較表の月額は、月会費に毎月かかる固定費を足した額です(算出式は選定基準)。ピラティスの区画は、月4回前後の入門プランでそろえています(会員プランが通い放題しか無いチェーンは、その通い放題で載せています)。DAYS PILATES の「フル」や BEAT PILATES の通い放題は表の月額には出ていないので、チェーンの詳細ページにある「この料金の前提」の「ほかのプラン」の行で確かめてください。この行の額は、公式の料金表の額を書き留めたものです。毎月の固定費が別にかかるチェーンでは、スペック表の「年会費・施設維持費」に月ごとの額が出るので、それを足してから表の月額と比べます。

条件の違うプランを月額だけで並べると、差が時間帯や対象の違いから来ているのか、料金そのものの違いなのかを見誤ります。通い放題と回数制で月額の意味がどう変わるかは、施設タイプの違いにまとめています。施設タイプがまだ決まっていなければ、3問で候補を絞る目的別診断から始められます。

まとめ: 5つの条件を書き出す → 表の右の列に書いた自分の通い方と重ねる → 条件が合ったプランだけを同じ施設タイプの中で月額で比べるの順で見ると、通い放題どうしを同じ物差しで比べられます。